ハンドメイドマーケットアプリ – Creema(クリーマ)
Creema(クリーマ)は所謂ショッピングアプリの一つです。
起動したらば早速いろいろな商品がサムネイルされて、まぁどれもオシャレなこと。
女子ウケ必至のこのアプリですが、その真価はオシャレな商品が多いとか、見た目がシュッとしてるとか、そういうのとは一味違います。

曰く、ハンドメイドマーケットアプリ
そう、クリーマはハンドメイド職人の戦場なのです。
サムネイルを少し見ていただければ、そのクオリティに目を見張ることでしょう。
同時にハンドメイドというマーケットの巨大さを感じることもできます。
なんか読みづらい名前の本当に良いものなのか分からない、そんなブランドだらけの昨今。
有名ブランドがなんぼのもんじゃいな職人達の真剣さの塊を売るこの市場、少し穿った見方で紹介したいと思います。
クリーマの使い方は? 相手が個人でもスムーズに購入できます。

クリーマはクリエイターと買い手をつなぐプラットフォームです。
つまり、買うだけでなく自分がクリエイターとして登録し、商品を売ることができるのです。

ガイドから商品購入までの流れを確認できます。
購入希望の連絡をクリーマを介してクリエイターと購入者の間で行い、先払いで支払われた料金をクリーマが保管します。
作品の送致と購入者からの評価を確認してからクリーマがクリエイターに料金を振り込むという仕組みです。

コレによりスムーズに確実に取引が成り立つ訳です。
このような購入までのシステムをバックボーンに、クリーマ自体がマーケットのプラットフォームになっています。
クリエイターに使ってもらいたい意欲を感じるアプリ。そして戦場へ。

クリーマで出品するた為には、まずクリーマでアカウントを取得した後、別途クリエイター登録が必要です。
クリエイター登録、出品も出店も無料ですが、購入者との取引が成立したときには商品金額の8%~12%の手数料が発生します。
フード(食品)の場合には一律総決済額の14%が手数料として発生するようです。

面白いのがガイドの中に「 作品を売るコツ 」という項目が有ること。
ここからクリーマが単なるプラットフォームではなく、クリエイターを増やして市場を成長させようとする姿勢が感じられます。
クリーマというアプリの利用者は、購入者よりもむしろクリエイターなのです。

作品を売るコツでは特に画像の扱いについて詳しく書いてあります。
そしてプロフィールや販売ページ全体に渡る指摘があります。
ハンドメイドの商品を購入する時に何を考えます?
クリエイターごとのクオリティの差が分かりますか?

写真一枚に込められた技術、少しでも売れるようにとの努力を販売ページに見られるかどうか。
経験を重ねて商品を豊富にし、ガイドの指摘の通り多くのサムネイルと商品説明の充実で、世界感ができているクリエイター。
まだ商品は少なくとも何とか自分の世界を表現しようとする努力が感じられるルーキー。

ハンドメイドの魅力はまさしくクリエイターの魅力です。
ダサかろうがオシャレだろうが、クリエイターの表現に魅力を見出して購入するんです。

そこに、誰かが使ってるからとか、何かの雑誌が宣伝したからとか、そういう雑味は一切入り込めないのです。
クリーマは正にクリエイターたちのバトルフィールド。
だからこそクリエイターの質は上がり続けていくのです。
是非クリーマを使ってハンドメイドを購入するときにはその事を思い出して欲しいです。
感想 全てのブランドが最初はハンドメイドだった
有名ブランドが好きな方、沢山持っている方、その差がわかりますか?
他の服と合うとか、インスタ映えがどうとか、ステータスとか、それも良いです。
しかし、今一度その作品自体をじぃと眺めてみてください。
本当に良いものですか? その作品は戦いに勝利してあなたの手元にやってきましたか?
有名ブランドはことごとくハンドメイド戦争の勝利者です。
ですから確かに良いもののハズです。でも、購入者がそれを知らないのは寂しい。
クリーマで大成功したクリエイターがビッグブランドになるかもしれません。
このアプリで購入する商品は、そういう輝きの塊なのです。
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